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いなほと咳喘息 ~Googleの検索トレンドより  

ぜんそく
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元システムエンジニアで、現在患者の「いなほ」です。

Googleキーワードプランナー」というツールがあります。
Googleでどんな検索がされているかトレンドを知ることが出来ます。

キーワードプランナーを使って「喘息」で調べると、なぜか「咳喘息」とか「喘息 咳」など、咳にちなんだ検索が多い事に気付きました。
コロナも関係しているのでしょうか?

僕も一時期、原因不明の咳喘息で苦しみました。
治るまでに半年以上かかりましたが、結局決め手は「時間」でした。
記事を読んだ後にがっかりされると申し訳ないので、結論を先に書いておきます。

どのように始まってどのように乗り越えていったのか、ご参考までに書いていきたいと思います。

※咳喘息は漢字で表記でするのが一般的なため、ひらがなの「ぜんそく」表記は用いません。

  • あくまで患者本人による体験談、参考情報なのでご注意ください。
  • ブログ内の病気(疾患)ページの取り扱いについては、運営方針をご参照下さい。
  • 咳喘息そのものを知りたい方は、他のサイトをご参照下さい。

咳喘息との関わり

何の前触れもなく始まった。

当時はバリバリ仕事をしていました。
喘息の発作も全く起こさず、完璧にコントロールされている最中でした。

ある日、朝起きたところ、突然咳が始まり止まらなくなりました。
それから仕事中も食事中もずっと咳をしていました。

現在はコロナ禍の世の中で、外で咳をするだけで白い目で見られます。
当時はコロナとは無縁だったので、いくら咳をしても許されるされる世の中でした。

咳は激しく、飲み物を飲んだ途端に吐き出してしまうこともありました。
例えば、仕事中にパソコンの目の前で水を一口飲んだとたんに吹き出してしまい、モニタを水浸しにしたこともありました。

喘息の専門医に通った

当時僕は、専門医に受診していませんでした。
普通の内科で、吸入ステロイド薬などを処方してもらっていました。

そこで自宅から比較的近所の専門医に受診しました。
喘息では有名な病院で、複数の専門医の先生が在籍しているような病院でした。

検査しても原因が分からない

レントゲン・血液の検査はもちろん、アレルギーから肺炎の検査まで徹底的に行ないました。
喘息以外の要因も含めて、咳に関する病気のありとあらゆる検査が行なわれたわけです。

薬が効かない

咳止めもいろいろ試しました。
リン酸コデインという強力な咳止めがあるのですが、それさえ効果ありませんでした。

僕が知ってる限り、リン酸コデインより強力な咳止めは聞いたことがないです。
また、ステロイドも服用しましたが効果ありませんでした。

結局、治るまで

時間が過ぎるのを待つしかありませんでした。
先生も原因を探そうと一生懸命でしたが、自然治癒するまで半年かかりました。

経験から伝えられること

咳にもタイプがある

「咳」とひと言に言ってもいろいろあります。
喘息の咳ひとつ取っても、発作から来る咳なのか咳喘息の咳なのか、普通の人には分からないと思います。
ましてや、その咳が喘息以外から来ている可能性もあるわけで、更に混乱する可能性があります。

病院やクリニックを選ぶときのポイント

喘息で病院を選ぶときと余り変わりません。
欲を言えば、咳喘息の場合は喘息に特化した先生の方が良いでしょう。

呼吸器内科を標榜する先生方は喘息にも詳しい(はず)ですが、咳喘息には対応できない場合があります。

ポイント
  • 呼吸器内科もしくはアレルギー科を標榜する施設を探す。
    (アレルギー科の場合は、内科系のアレルギー科を選ぶ)
  • 「日本呼吸器学会」や「日本アレルギー学会」HPの専門医一覧を参考にする。
  • 咳喘息に対応してもらえるか、直接電話して聞いてみる。




まとめ
  • 経験上、治すのには時間がかかります。
  • 薬が効かない場合が多いです。
  • 通院する際は、呼吸器内科やアレルギー科などのうち、喘息に詳しい病院を探すことをお勧めします。